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「話し方教室」に通うと、どうなるか?

「話し方教室」という教室があります。

通ってから2年半が経過しました。
通うまえ、通ったあと、どのように変わったのか、過去をふりかえってみました。

※話し方教室での、ビデオ撮影練習にて。

「話し方」は人生で必須のスキル

仕事をする上で、また、人生を送っていく上で、話し方というのは大切です。

色々な場面で、話し方は必要になります。

話し方教室に行こうと思いついたのは、税理士の井ノ上先生の著書を拝読したからです。
そこに「話し方教室に行かれた」ということが書かれていたんです。

※井ノ上先生の「ひとり税理士の仕事術」は、アマゾンで販売しています。

税理士が良いお客様と出会うためには、どうすれば良いのでしょうか?
色々な方法があると思うんですが、そのなかに
「セミナー講師をする」
というものがあります。

「自分が講師を勤めるセミナーで、上手く、かつ、人を引きつける話しができれば、お客様が増えるだろう!」

と、どの税理士も考えるんでしょう。

案の定、最初に話し方に行ったとき、教室に通った動機(税理士をしていて、上手いセミナーができるようになりたい)を伝えたところ、講師の先生からは、

「そうだったんだ~。結構、弁護士さんや税理士さんが、石橋さんと同じ目的で、教室に参加しますよ。特に、税理士が多いかな?」

みんな、同じ事、考えるんですね(‘-‘*)

どのように申し込んだか?参加したか?

私がどのうように申し込んだのか、どのように継続したのか。
それをお伝えしようかと思います。
※これから私がお伝えするのは、あくまで個人的な感想です。話し方教室の宣伝みたいになりますが、別にお金をもらっているわけではありません。この教室が良いのか、悪いのかは、ご自身で判断されてください。

話し方教室は、東京都千代田区神田にあります。

https://www.ohanashi.co.jp/

神保町駅から徒歩数分という立地です。

上記ホームページにも書いてありますが、話し方教室を創設されたのは、「江川ひろし」先生という方です。

この江川先生。
恥ずかしながら、私は全く存じませんでしたが、私よりも二回り上の年齢の方ならば、大体の方が知っているという、有名な先生だそうです。

時は高度成長期。
時代が、新たな価値観、新たな教養を求めていました。
そんなとき、江川先生は、若くしてキャリア官僚を辞められ、話し方を伝える教室を開かれたそうです。

「話し方教室」と聞いて、私は最初、
「怪しいな。ちょっと宗教がかっているんじゃないか?」
と、ちょっと警戒しました(^^ )

私と同じ感想を、私を指導してくださった講師の先生もおっしゃっていました。
※私をご指導くださった先生は、上場企業の副社長をお勤めであり、無償で(ボランティアで)ご指導してくださっています。

その先生も、最初、奥様と一緒に、40代半ばで、教室見学会(体験授業)に参加されたそうです。
そうしたところ、その先生の奥様は、
「なんか、ちょっとやばいんじゃないの?ちょっと宗教じゃないわよね?」
と、おっしゃったそうです(^^)

ですが、全然そんなことはありません。
※むしろ、教室では3Sの話し(3S=政治、宗教、セックス)の話しは、スピーチではタブーであると指導されます。

一日体験教室もありますが、私は参加せず、直接申し込みました。

ちなみに、この教室の運営会社ですが、大手税理士法人(税理士事務所)が運営しています。
創業者は江川ひろし先生なのですが、数年前から、大手税理士法人が運営を引き継がれています。
ですので、決して怪しい教室ではありませんので、ご安心ください(^_^)

話し方教室のカリキュラムは?

話し方教室には、色々なコースがありますが、私は、

の2つに通いました。

※教室で配られたテキスト

ベーシックコースは、その名の通り、入門コースです。
全12回で、平日夜か、土曜か、選べます。

平日夜ですと、12日に分けて、土曜ですと1日2コマやりますので6日に分けて、それぞれ行います。
※だいたい、1クラス約6人から10人くらいでしょうか。

教室がはじまってまず行うのは、みんなの前での挨拶です。
ですが、ただ挨拶をすればいいってもんではありません。

例えば鈴木さんが自己紹介するなら、
「私は鈴木一郎と申します。鈴木は、鈴の鳴る木、と書きます。私は、生まれも育ちも、横浜本牧ふ頭でございます。本牧ふ頭と言えば・・・」
と、こんな感じで、1人1分ほどの自己紹介をさせられます。

そして、まず、自分がいかに下手かを確認するために、教室では初回の授業でビデオ撮影をします。
※冒頭の写真は、その写真です。はっきりいって、今見返すと、本当に恥ずかしいんですが・・・。下手すぎで(^_^)

それをみんなで見て、みんなが講評(あれがダメ、これがダメ)と行ってくれる。
よく考えられたシステムです。

そして、毎回、授業の終わりに、スピーチのお題を頂戴します。
例えば、「次回は、自分が恥ずかしかった話しを3分スピーチしてください」といったようにです。

これを繰り返し、最後の授業で発表会(スピーチ発表会)を行います。
ここで、皆の投票で1位になると、豪華?商品がもらえます。

※1等になってもらった商品。江川ひろし先生の特選DVDです。

私が1位になったのには、からくりがあります。
それは、先生が厳しすぎて?、受講生が最終回までにどんどん減っていき、最後は私1人になってしまったからなんです。参加者は私1人ですので、自動的に1等賞という訳です(^^ )

ですが、私をご指導頂いた先生は、他の受講生の先生方からお話しを聞きますと、この教室のナンバーワンの先生かと思います。その先生にご指導頂けたので、私は本当にラッキーでした。
※ご指導も厳しくないと思いますし、なんで、受講生が減っていったのかは謎です。

ちなみに、このDVD。
あの?有名な江川ひろし先生の名スピーチ「三愛(さんあい)」が収録されています。
銀座にある三愛というビル。その名前の由来を、名口調で語られています。

このスピーチを見た感想を先生にお伝えしたところ、
「確かに、名スピーチなんだけど、今の主流のスタイルと違って、ゆったりしゃべるスタイルなんだよね。でも、本当に上手い名スピーチだけどね」
ということでした。

アドバンスコースも、基本的には、ベーシックコースと同じです。
ただし、ベーシックコースを終了された方がきますので、毎回、難しいテーマでのスピーチ、即興でお題を与えられてのスピーチ、と難易度があがります。

それらのコースを終了すると、お免状?のようなものを頂けます。

※ベーシックコース終了時は左を、アドバンスコース終了時は右をもらいました。

話し方教室の成果が生きた場面

話し方教室に通い、その後、自分なりの成果をまとめてみました。

ある資格を取るために教室に通った場合、その教室の成果は「資格がとれたか、とれなかったか」で判断できます。

ですが、話し方教室は、成果を数値化することができないため、通って良かったのか、悪かったのか、自分で判断するしかありません。

私は、通って良かったと思います。
ですが、これには前提条件がつきます。

それは、「指導頂いたことを日頃から実践したから」ということです。

江川ひろし先生は、

「実行なき知識はゼロ」

と、日頃からおっしゃっていたそうです。

机上で、知識を頭にインプットしても、それを実践しないと、何の意味もありません。
※いわゆる、頭でっかちではダメ、ということなんですね。

話し方教室に限らず、教わったことは、実践しないと意味がありません。
話し方教室を終了してから2年ほどが経ち、ご指導頂いたことを振り返ってみようと思い、この記事を書いてみました。。

話し方教室に通っている方の動機は様々でした。
「会社の会議で、発表時にあがってしまうから」
「(自分は大学生だが)就職面接に上手く対応できるようになりたい」

自分を少し変えてみたい方は、話し方教室、おすすめです。
私も、今に満足せず、常に努力を続けていきたいと思います。

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