サイトアイコン 東京都中央区日本橋の税理士×ピアノ弾き語り

早く帰宅するためにはどうすれば良いのか?

毎日、午後6時頃には帰宅しています。

たまに、自問自答するときがあります。
「こんなに早く帰っていいものかどうか?」

ただ、色々考えているうちに、私にはこれがベストだと思うようになりました。

税理士業界は残業が常態化しています。
この問題について、少し考えてみたいと思います。

※長女(5歳)と自転車の練習をしています。

税理士業界は残業が日常化しているが・・・

10年くらい前でしょうか。

超都心部にある、税理士業界では知らない人がいないような、某大手税理士法人のオフィスを見学したことがあります。

夜8時頃だったにもかかわらず、「広い×2」面積のオフィスに、びっしりと人がつまっていました。

そこのオフィスのデスクは、一人一人の間隔が狭い感じがして、それだけでも大変そうですが、何より、夜8時なのに、半分くらいのデスクに、人が在籍しているのです。

私の感想↓

「うわ~、これはいやだなあ。だって、3割くらいは女性でしょ?女性は早めに帰っていると仮定すると、男性はほぼ残っているんじゃないの?」

人間誰しも、成長期があります。
20代~30代半ばくらいまで、がむしゃらにやって経験をつんで、独立なり、転職なりを考えるのでしょうが、それまでに身体が持つか心配です(^^ )
※ただ、当時の私は既に開業していたので、この人達と同じくらい働いていた自負はありますが。

「人からやらされる仕事」と「自分でやる仕事」は、精神的に天と地ほど変わります。
やらされる仕事が続くと、精神的にまいってしまうと思います。

風の噂ですと、大手税理士法人に労働基準監督署が入った、なんて話しも聞きます。

頭の良さだけではなく、体力面も求められる。
大手税理士法人の勤務税理士は、大変なんだと思います。

開業後は時間をずらすことが可能

いまの私は、次のような生活スタイルになっています。

勤務税理士は、チームで動きます。

などがありますから、みんなと時間を合わせる必要があります。
勝手に早朝出勤しても給料は増えませんし、単に仕事が増えるだけになってしまいます。

今は夫婦の共働きが当たり前になっています。
夫だけが残業残業で土曜日出勤もしていると、子供の就寝後に帰宅し、日曜日は寝ているだけになってしまいます。
すると、子育ての負担は妻の方にいってしまいますから、難しいところです。

以上の回答としては、「税理士法人を辞めて開業税理士になる」ということなんでしょうが、なかなか簡単ではありません。

※スパナで補助輪やスタンドを調整しました。

開業税理士の難しさ

開業すると、確かに時間の自由は生まれますが、つぎのような問題が生じます。

税理士は他の士業と違い、いったんお客様になったら、なかなか解約されないというメリットがあります。
これは、逆に、新人税理士にとってはデメリットでもあります。
税理士変更がないと、お客様がこちらに来てくださらないのですから。

実際、開業した税理士仲間から税務調査の相談を受けることがあります。
聞くと、納税意識の低いお客様が多いようで、税務調査の回数も多く、疲弊しているとのことでした。
お客様を増やしたいけれども、それを意識すると問題のあるお客様が増えやすい。
永遠のテーマですが、何とかするしかないんでしょうね。

※長女が転びそうになったので、慌てて駆け寄りました。

増えた時間で何をするのか?

自由な時間が増えたら、何をしたいですか?
私は次のようなことに充てています。

小さい子供がいらっしゃって、税理士事務所に勤務している、男性税理士の先生に声を大にして言いたいのが、

「女性(奥様)は大変だ」

ということです。

女性特有の体調的なものもありますし、家事には奥様しかできないことが多くあります。
ですから、毎日毎日残業で、土曜日出勤まである男性税理士の先生は、少し考える必要があるのではないでしょうか?

男性税理士は、とかく仕事のことを第一に考えるようになってしまいがちですが、家族のことも考えましょう。
※今回は自戒を込めて(^^ )まとめてみました。

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