お酒を飲む方であれば、必ず一度は経験する「二日酔い」。
我々の仕事は頭を使いますので、二日酔いの状態で仕事をすると、
- ミスの可能性が高くなる
- 仕事が遅くなる
- お客様とのコミュニケーションが取りずらくなる
ということで、仕事のパフォーマンスが著しく低下します。
ですので、二日酔いにならないことが重要になります。
※「そもそも飲まなきゃいいじゃん」という突っ込みはナシでお願いします(^^)
どうすれば二日酔いにならないか、なってしまった時の速やかな回復方法について、考えてみました。
※二日酔い予防に効く「ミラグレーン」の看板。
まずは二日酔いを予防する
当たり前ですが、いったん二日酔いになってしまったら、回復するのは困難です。
※特効薬はありません。
マンガ「美味しんぼ」を読んだ方なら分かると思います。
(食べ物以外のことになるとダメ社員の)山岡士郎は、毎日、二日酔いの状態で出社し、
「午前は仕事にならない~。午後から頑張ります」
といって早めのランチに行くことが日課?となっています。
私自身、以前は二日酔いになることが度々あって大変でした。
いったん二日酔いになったら、リカバリーするのは大変ですから、ならない方法を考えましょう。
私なりに実践しているのは、次の方法です。
事前にサプリを飲んでおく
- ウコン
- 怪しげな漢方薬
- ハイチオールC
二日酔い防止のサプリは山ほど発売されています。
私は(全てではありませんが)だいたい試しました。
そして、行き着いた先は「ミラグレーン」というサプリです。
この「ミラグレーン」ですが、あんまり有名ではないらしく?
「知っている人は知っている」
的なサプリになります。
中を開けると、こんなかんじの錠剤になっています。
このミラグレーンを、お酒を飲む前に服用しておくと、私の場合、明らかに二日酔いになりにくくなり、効果を実感しています。
※私は普通の人より、お酒に強い体質だと思うんですが、それでも飲み過ぎたら二日酔いになります。ですが、ミラグレーンを事前に飲んでおけば、翌日も元気に仕事ができます。
ですが、1点、注意点があります
それは「入手しにくい」ということです。
以前は、アマゾン、楽天といったネット通販で買えたのですが、慢性的な品不足状態となっており、基本、店頭(薬局)でしか買えません。
このサプリはマイナーなので、どこでも売っているわけではなく、特定の薬局にしか入荷しません。
入手方法としては、製造販売元である「日邦薬品工業」さんのホームページの「お求め先ご案内」から、お近くの薬局を探し、そこから購入する方法が最もよいでしょう。
※ただし、結構、品切れとなっているので、事前に薬局に電話してからいくと良いでしょう。
脂っこい食事をとる
※行きつけのお店で作ってもらった「生マッシュルームとベーコン」のおつまみ。
食事を全く取らないで、お酒ばかり飲んでいると、酔いが早くなります。
※これは、誰しも経験していると思います。
ですので、「お酒と食べ物を一緒にとった方がよい」のですが、問題は「何を食べる」かです。
私なりに実践しているのは、「脂っこいもの(油を使っている食事)を1品頼む」ということです。
最近の学説?によると、「まず油ものを1品食べた方が良い」ということになるようです。
油は、胃での分解時間が、他の食べ物よりも格段に長いとのこと。
そして、アルコールは、胃よりも(胃での消化後に送られる)腸の方が、よく吸収されるのだそうです。
ということは、「アルコール+油もの1品」を一緒にとって、アルコールの胃での滞留時間を長くする方が、よりアルコールを吸収しにくくなるそうなんです。
ですので、二日酔い防止には、お刺身だけでなく、揚げ物も食べる必要があります。
蒸留酒の水割り・炭酸割りを頼む
やはり「場の雰囲気」というのはあって、あんまり飲まないでいると、
「おい、(オレが招待した)この席がおもしろくないってことか~?」
と、上司から言われるかもしれません(^^)
※まあ、上司は選べませんからね~。サラリーマンの大変なところです。
できれば、最初のお酒を頼むときに、水(チェイサー)を注文して、
「お酒→水→お酒→水」
のローテーションを繰り返すと、酔いにくくなるんでしょうが、嫌な上司は、そんな隙も与えてくれないかもしれません。
そうなると、お酒と水を一緒にとれる、
- 焼酎の「水割り」や「炭酸割り」
- ハイボール
を頼むことになるでしょう。
「蒸留酒の方が酔いにくい」といことを、皆さん実感されていると思いますが、これらですと、「蒸留酒+水」を一緒にとることができるので、オススメです。
※ですが、仕方なく、日本酒、ワインを勧められたら、やはりお水は大量に摂取しておくべきでしょう。
二日酔いになった場合の対策
色々と対策しても、二日酔いになるときはなります。
※私の場合、サプリを飲み忘れてしまった場合が多いですが・・・(^^)
そうすると、重い二日酔いの場合、最悪、夕方まで頭が重いことがあります。
ですから、仕事のためにも、一刻も早く、回復する必要があります。
私なりに、二日酔いになってしまった「後」の対策を考えてみました。
無理矢理、運動する
私は、週に2回~3回程度、プールに通っています。
体調管理、健康維持のために運動したい。でも時間がない。できるだけ短時間で高カロリーを消費したい。そんな人には、プール(水泳)がお薦めです。プールを始めるために、必要な道具について考えてみました。※辰巳国際水泳場にて。水泳を始めるために必要がものとは?プールに行くために(水泳をするために)必要な道具は次のとおりです。1.ケース水着を入れるためのケースです。なくても良いのですが(コンビニのビニール袋等で代用できますが)買った方が良いと思います。というのも、耐水性がある専用のケースでないと、水が漏れ... 水泳を始めるための7つ道具 - 東京都中央区日本橋の税理士×ピアノ弾き語り |
医師が監修している(と言われている)二日酔いの解説サイトを見ると、
「二日酔いの状態のときは、激しい運動は厳禁!」
なんて、書いてあります。
ですが、
「そんなの関係ねぇ!」
とばかり、私は、無理矢理プールに行って、無理矢理体を動かすようにしています。
もちろん、その人の年齢(例えば60歳以上?)によっては、二日酔い状態で激しい運動をするのはダメだと思うんですが、ある程度若い人にとっては、ある程度、激しい運動をすることをオススメしています。
※完全に、自己責任でお願いしますね(^^)
水泳の特徴として「体全体に負荷をかけ、無理なく有酸素運動できる」ということがあります。
事実、私は二日酔いに翌日の午前中に、無理矢理、プールに行って運動することがありますが、そうすると、(少なくとも行く前よりは)頭が軽く、万全ではないですが、仕事に臨むことができます。
ただ、この方法(運動して回復するという方法)は、サラリーマンといった、昼間お勤めの方には、なかなか難しいところですので、それが欠点ですね。
※会社の忘年会翌日に「二日酔いになりまして、ランニングするので午前中休みます」と会社に電話したら「ふざけるな!」と、怒られてしまうでしょう(^^ )
後付けで「サプリ」を飲む
「水(特にスポーツドリンクを多めにとりましょう)ということは、皆さんもご存じだと思いますが、私は、(例え後付けになっても)先程の二日酔い対策サプリを多く飲むようにしています。
そして、ビタミンB、Cといったサプリも多めに取ります。
そうすると、若干ですが、回復が早い気がします。
飲み会の翌日は簡単な仕事しかしない
二日酔いになるか、ならないかは、神のみぞ知るです。
- 自分の体調
- 当日の盛り上がり具合
- サプリの飲み忘れ
- 気温(暑いと夏バテで回復が遅い)
これらが複合的に重なり合って、二日酔いになるか、ならないかが決まるわけです。
そうなると、飲み会の翌日は、万が一、二日酔いになってもできる簡単な仕事・スケジュールを組んでおくべきです。
私の場合は、次のようにしています。
- メールチェック
- 単純な入力作業(ワード・エクセルのチェックではなく、下書きをする)
- 頭を使わないで外出する仕事(役所への書類提出等)
数年前、大きな相続税の仕事があり、その打ち合わせ前日に飲み過ぎて、大変な思いをしました。
※相続税は、常に、お客様と税理士との真剣勝負になります。
それ以来、大きな打ち合わせ前には、あまり飲まないように心掛けています。
飲み会の翌日は、頭をあまり使わないでする仕事をすると良いでしょう。
飲みかは、一週間に2回までとする
※某駅でのポスター。
先日、ある税理士先生と1対1で飲みました。
その税理士先生、私よりも2歳ほど若く、やり手で、コミュニケーション力もあります。
その先生は色々なところに営業活動に行っており、当然、見込み客との飲み会も多く、ほぼ毎日、どこかしらで飲んでいると言っていました。
※もちろん、仕事関係だけでなく、個人的な飲み会(ここでは書けませんが(^^ ))もあると言ってました。
ところで、その先生と飲んで感じたのは、
「連日の飲み会で結構大変そうだな。体の方は大丈夫だろうか?」
ということでした。
その先生は、連日の飲み会でお疲れだったのか、最初の乾杯から「ハイボール」でした。
※その先生はとてもビール好きなのですが・・・。
連日飲み会に参加していると、ここぞという時(特に、数年ぶりに友人と会うといった場面では)、美味しいお酒を楽しめなくなってしまいます。
また、奥さんとお子さんがいる人は、そちらにも配慮しなければいけません。
そんな人には、逆転の発想で「昼飲み」がオススメかもしれません。
※私自身、まだ試したことはないので、ここからは妄想です(*^_^*)
「昼飲み」のメリットは、多くあると思います。
- 昼に飲むので、就寝時にはお酒が抜けていて、良く眠れる
- 昼ビールは夜ビールに比べて安い
- 早く帰宅できる
ただ、デメリットもあります。
- 昼に飲むと午後は仕事ができなくなる可能性が高い
※特に難しい事をしている人は、なおさらです。 - 一緒に飲む友人がいない
※みんな、昼間は仕事をしているわけですから。
私自身、頑張って仕事をして、「昼飲み」ができる身分になりたいですが、なかなかそうはいきません。
最高のパフォーマンスで仕事をするには、お酒は大敵です。
ですが、ストレスも良くないので、ストレスを発散するためには、適度なお酒も必要です。
この二律背反(なんて、大げさな表現を使わなくてもいいんですが・・・)の狭間で、最高のパフォーマンスで仕事をするためには、私は、
「飲み会は、一週間に2回まで」
と決めています。
※毎日、晩酌はしているのですが、それはカウントしませんので(^^)
ぜひ、皆さんも、どうすれば最高のパフォーマンスで仕事ができるのか?、そのためのお酒の適量はどれくらいか?考えてみてくださいね。